間違ったやり方では余計にニオイが拡散して、気付かないうちに周りの方に嫌われてしまいます。
ただ、ここできっちり調べようとしてる時点であなたはもう嫌われることはないです。
私はワキガ歴20年の経験があり、現在は香料の研究開発の仕事をしています。
ワキガ対策と香水の使い方については一般の人よりも少しだけ詳しく説明できるので是非参考にしてください。
私自身ワキガのニオイを改善できた方法です。
ワキガだけではなく、加齢臭や汗臭などの対策にも利用できる内容となっています。
この記事は3分で読めて、最後にはきっと体臭で悩むことはなくなります。
もしかしてワキガかも!?と一度は思ったことはありませんか? ダディー実は脇が臭くなったからと言って必ずしもワキガと言う訳ではありません。この記事ではワキガを見極めるポイントについてワキガ歴20年以上の[…]
香水でごまかしてはいけない4つの理由
香料開発者の観点で解説していきます。
理由1「ワキガのニオイが強くなる」
ワキガは微量でもかなり強いニオイがあります。
香水のニオイも比較的に強いので、お互いに相乗的な効果が生まれる可能性があります。(エンハンスする)
臭いニオイは、香水のような強い香りであればごまかせそうなイメージがありますが、逆にニオイが強くなって取り返しのつかない状態になったりします。
例えると、一つ一つの食べ物は良いニオイだけど、それが混ざって放置すると生ごみ臭になるようなイメージです。
結果的には、ワキガよりも強烈なニオイが拡散されてしまうので絶対にやめた方がいいです。
理由2「香水の香りを楽しめない」
香水の使用目的は単純に香りを楽しむものです。
悪臭をごまかす為に使うものではありません。
香水は調香師が適切なバランスで素材を組み合わせたものです。
ワキガのニオイと混ざることによって、香りのバランスが崩れて異質なニオイへ変化してしまう可能性があります。
せっかく自分で選んだ香水の香りを楽しめなくなるのは勿体ないです。
理由3「嗅覚が鈍る」
上述したように香水が混ざることで、ワキガのニオイが更にきつくなってしまいます。
しかし自分でも実感していることですが、ワキガ体質は意外と自分のニオイには鈍感です。
あれだけ強いニオイなのに、気づかないのはおかしいと思うかもしれませんが、
人間の嗅覚は同じニオイを嗅いでいると、感度が低下してきます。
最初は臭いと感じていても、ずっと同じニオイを30分ほどかいでいるとほとんど気にならなくなります。
この効果は順応と呼ばれる現象です。
そういう状態で人と接すれば、相手に不快感を与えて気付かないうちに周りに迷惑をかけることになります。
理由4「香水は苦手な人がいる」
日本は香水をつける文化がありません。
電車で香水をつけている人がいれば、かなり浮いた存在になりますよね。
日本人は慣れていない分、香水のニオイが敏感で苦手としている方が結構多いです。
たとえ香水でニオイをごまかしたとしても、相手に不快と感じてさせてしまっては意味がありません。
ワキガのニオイに合わせて香水を選んでいけない
香水は自分が好きな香りを選んでください。
ワキガに合わせて香水を選ぶなんて、調香師の僕でも難しいことです。
また塗布する量によっても香りは変化するので現実的ではありません。
ワキガ対策はニオイを発生しないように予防してから香水をつけることが鉄則です。
ワキガ率80%のアメリカでは脇のケアがあたりまえ
日本においてわきが体質の割合は10%程度ですが、米国や欧州では80%程度です。
ワキガ率の高い米国や欧州は脇をケアする習慣があたりまえのように行われています。
口臭ケアと同じくらいと言っていいレベルです。
日本ではケアする認識が低い為、あまり知られていません。
日本の常識にとらわれず、ワキガ体質の方はケアする習慣を身につける必要があります。
ワキガを改善したいならデオドラントクリームを買った方が良い
これまで試したきた中で私はデオドラントクリームが一番改善できました。
個人差はありますが、ワキガ対策用のクリームはやっぱり一味違います。
私が試してきたデオドラントクリームはレポートしてまとめていますので、下記記事を参考にしてください。
ダディーワキガ対策のクリームは高額で自分に合わなかったらもったいないなぁ。 はちわれ市販品を買ってみたけどあまり効果がなかった・・・。こんな悩みに答えます。この記事の内容[…]
クリームを使って改善できない場合でも全額返金が利用できるのでノーリスクです。
ワキガでお困りの方は是非試してみてください。
ワキガ用のデオドラントクリームは店頭では売っていません。
現状、ワキガ対策用のデオドラントクリームはドラッグストアには売っていません。
そもそも店頭で買うことが恥ずかしいので買う勇気がありませんよね。
少なくともレジの店員さんにはワキガだとバレます。
スマホやパソコンが普及してきたからこそ、購入しやすいケア商品なんです。
ワキガ体質は汗と混ざりやすいところに香水をつけていけない
ワキガ体質だけが持っているアポクリン汗腺は、水分以外にも皮脂やタンパク質を分泌します。
これらは主に
・乳首周り
・陰部
に分布しています。
これらの部分に香水をつけると発汗とともに混ざってしまい、広範囲にニオイが広がってしまいます。
香水は有機化合物が含まれているので、肌が荒れている部分やデリケートなところにはなるべくつけないようにしましょう。
・香水の正しいつけ方
香水は清潔な状態にしてから、手首や腕の内側につけるのが一般的です。
衣類つけてしまうと、しみの原因になってしまう場合があるので注意してください。
光によって変色してしまうものもあるので、なるべく塗布した部分が太陽光などに当たらないようにしたほうがいいです。
・私のオススメの場所は腰です。
香水を腰につけることで、身体を動かした時にふわっと香りを感じます。
手首や首元だとどうしても常に香水の香りを感じてしまいます。
食事はできるだけ食べ物の香りを楽しみたい人という方にオススメです。
・香水を付けすぎてしまった場合
香水のボトルって特殊な形をしているので、慣れていないとつけすぎてしまうことがあります。
簡単に洗い流せる場所であれば石鹸で十分ですが、首元だとそうはいきません。
香水は水よりエタノールのほうが溶けやすいので、拭き取るなら除菌スプレーなど使って拭き取ると効果的です。
エタノールが苦手な方は控えてくださいね。
ワキガをケアするならデオドラントクリームを試してみて
ワキガのケア対策は香水ではなく、デオドラントクリームを試してみてください。
香水を付けたい方は脇をケアしてからつけるのが鉄則です。
個人差はありますが、ちゃんとケアすれば改善できます。
少しでもワキガにお困りであれば是非試してみてください。
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